僕のハメ撮りをする理由
2011-09-23
「今までの自分じゃないみたい。新しい自分を発見した気分(笑)」
僕のカメラの前で痴態を晒した二十一歳の出会いサイトで知り合った若妻は、事が終わると恥ずかしそうにシーツに体をくるんでこうつぶやいた。
この日、僕は昨年一月「出会いサイト等規制条例」が日本で最初に施行されて約四十日ほどが過ぎた岐阜県へ、出会いサイト・ルポに来ていた。
岐阜市内の柳ヶ瀬にある某出会いサイトで知り合ったのが、その彼女である。
僕の出会いサイト。
ルポは、どうしてあなたは受話器を握り、知り合ったばかりの僕とこうしてベッドにいるのかという内面的な話を聞かせてもらうことに加え、僕らの関係をハメ撮り写真として記録するという二つの要素で成り立っている。
が、僕はそもそもハメ撮りのマニアというわけではない。
正直な話、 エッチをする時にカメラは邪魔でしょうがないと思うような男である。
カメラがないとオチンチンが勃たないという人も中にはいると聞くが、僕などは意識がカメラとオチンチンとに分散してしまつて、逆に勃ちが悪くなることもしばしばあるほどだ。
だったらハメ撮りなど止めたらいいじやないか、と思われるかもしれない。
僕自身もそう思うことがある。
仕事だから止められないのか。
それも確かにある。
が、それ以上に止めることができないのは、被写体となっている無料出会い系サイトで出会った女の子が、ハメ撮りをされる中で、本人自身も思いもよらぬ反応を見せてしまうからだろう。
この思いもよらぬ反応、それが僕をしてハメ撮りを六年も続けさせている大きな要素なのだ。
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